月とすっぽん 意味&語源


月とすっぽん(つきとすっぽん)意味

「月とすっぽん」とは、二つのものの違いがあまりに大きすぎて、比較にならないことのたとえ。

月もスッポンも丸い形ではあるが、似ているのは形が丸いことだけ。
その差は比較にもならないほど大きいことから、優れたものと劣ったものを比較するときに使う。

月とすっぽん(つきとすっぽん)語源

スッポンは、別名「団魚」といい、「団」は丸いという意味。
江戸の京阪地方では、生き物のスッポンのことをマルといっていたようだ。

「スッポン」は丸い。つまり、月もスッポンもどちらも丸い形という点では同じだが、その違いが非常に大きいということだ。

また、別の説もある。

「スッポン」は、生き物ではなく、「朱盆(しゅぼん)」というものだ。「朱盆」は、朱を塗った丸いお盆。「月と朱盆」が「月とすっぽん」になまったという説もあったぞ。

 

 

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