「母の日」なぜ、この日になったの?
「母の日」は5月の第2日曜
毎年、5月の第2日曜は母の日。
今年、2015年の母の日は、「5月10日」となっている。
母の日母親に日頃の感謝を表す日で、カーネーションを贈るのが一般的。
では、なぜ「5月の第2日曜」になったのか?
「母の日」の歴史
母の日は、アメリカから日本に伝わった風習。
母の日は1905年、「アンナ・ジャービス」という一人の女の子が、母の死を切っ掛けに「生きている間にお母さんに感謝の気持ちを伝える機会を設けるべきだ」と働きかけたのが始まりとされているようだ。
そして、この働きかけはアメリカ全土へと広がり、当時の大統領であったウィルソンの元にも届く。ウィルソン大統領は、1914年に「5月の第2日曜を母の日」として制定し、国民の祝日にしたのが始まりのようだぞ。
また、アメリカだけでなく、母の日を5月の第2日曜としているのは「カナダ」「イタリア」「ドイツ」「フィンランド」「中国」などで、「スペイン」では5月の第1日曜、「スウェーデン」では5月の最終日曜、「イギリス」ではイースターの前のレントが始まって4週目の日曜となっており、国によってその日は違うようだ。
母の日になぜカーネーションを贈るのか?
先ほど書いた「アンナ・ジャービス」は母の祭壇に母の好きだった白のカーネーションを飾ったことが始まりのようだ。母親が「健在であれば赤いカーネーション」、「亡くなっている場合は白いカーネーション」を飾るようになり、「母の日にはカーネーションを贈る」習慣が生まれたと言われてる。
またカーネーションには以下のような意味があるようだ。
カーネーションを贈る場合は、感謝の気持ちの色を贈るのがいいだろう。
カーネーション 色の意味
- 赤:「真実の愛」「愛情」「情熱」「母への愛」
- 濃い赤:「私の心に哀しみを」
- 白:「尊敬」「純潔の愛」「亡き母を偲ぶ」
- ピンク:「感謝」「上品・気品」「暖かい心」
- オレンジ:「集団美」「純粋な愛」「清らかな慕情」
- 黄色:「軽蔑」「嫉妬」「愛情の揺らぎ」「友情」
- 紫:「誇り」「気品」
- 青:「永遠の幸福」
では、父の日は?
「父の日」は6月第3日曜日とされている。
父の日は、父親に感謝する日。
始まりは1909年、アメリカ・ワシントン州に住むジョン・ブルース・ドット夫人が、「父の日を作ってほしい」と教会に嘆願したのが始まりとされている。
「父の日」は「母の日」の日より後にできたようだ。
母の日にはカーネーションが贈るが、ドット夫人が父の墓前に白いバラを供えたことに由来し、父の日はバラを贈ることが風習のようだぞ。
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